2020年に個人事業主として独立し、安佐北区三入南でイベント企画やセールスプロモーションなどを手掛けています。父が高校野球の監督を務めていたため、幼い頃から野球が大好き。進学先に選んだのは、春夏合わせて3度の甲子園出場を果たした県立高陽東高校で、猛練習が代名詞の名将・小川成海監督の下、3年で捕手のレギュラーを獲得。1999年夏の広島大会では惜しくも如水館に敗れて準優勝でしたが、共に汗を流した仲間たちとの絆は大きな財産ですね。こうした経験から、仕事の空き時間や休日は「日刊スポーツ野球チャンネル」など、高校野球の練習や寮生活に密着した動画をユーチューブで視聴しています。〝甲子園出場〟というただ一つの目標に向かって3年間の限られた時間の中、強豪といわれるチームはどんな環境で野球と向き合っているのか。例えば、レギュラーになれない選手でもチームのために自身の役割を理解し、それに徹する。監督も勝ち負けだけにとらわれず、部活動として教育という軸をぶらさずに選手一人一人と向き合う。強豪校が勝ち続けることの難しさ、それを支えるメンタルなど、さまざまなことに刺激をもらっています。仕事で悩んだり、うまくいかないことがあっても、動画を見て「よし、もうひと踏ん張り。高校時代なら乗り切れたはずだぞ」と気合を注入。今日も一日、頑張れますね。
担当記者:道本