貸衣装や婚礼写真など総合ブライダル企業の京都嵯峨野(南区西蟹屋、藤正幸司社長)は、広島東洋カープとコラボした2種類のドレスとタキシードを開発し、マツダスタジアムで披露した。白のウエディングドレスは、すそなどに「Carp」や「C」のロゴをあしらい、赤いパーティドレスはチアガールをモチーフにして球団のロゴを配置。タキシードは上下共に赤色で、白いベストに赤い文字でカープのロゴをあしらった。デザインは複数の案から社員投票で決めた。2022年に西蟹屋に「広島ブライダル館」を新築移転し、本社機能を集約。マツダスタジアムと近いこともあり、コラボドレスを企画し、約2年かけて実現した。藤正社長は「若者の流出が問題になる中、スポーツと(人の定着につながる)結婚式が融合できないかと思った。これまでも球場で写真撮影したりドレスの上にユニホームを着たりする人がおり、観戦の思い出などで盛り上がってもらいたい」と話している。4月29日にイオンモール広島府中で開催するイベントでも披露する予定。

担当記者:大谷

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事