地域経済 2026.04.21

20代で起業 湯来町に広島初「蔵サウナ」 築100年の古民家再生、内・外気浴施設を整備

 ditto(ディトウ、齋藤将輝社長)は4月、佐伯区湯来町伏谷に広島初の蔵サウナ「SAUNA WABI―SABI」をオープンした。築100年の古民家をリノベーションし、湯来町の地下からくみ上げた超軟水を掛け流しで使う水風呂、特大の薪(まき)ストーブを備える土蔵などを設けた。土蔵サウナは最大20人が入れ、ロウリュウもできる。ウッドデッキの外気浴、古民家縁側・畳と蔵2階の内気浴施設も配し、年間7000人の来館を見込む。

 サウナは土壁と全面ヒノキ材で高い保温、保湿性があり、長野県のケンズメタルワークの職人が手掛けた特大薪ストーブを置き、やわらかな幅射熱が体感できる。営業時間は午後1~10時、土日は午前10時オープン。料金は平日1人2500円~、土日祝日は3300円~。敷地は約400平方㍍で、蔵をサウナに、母屋を受付や内気浴施設に改装した。

 齋藤社長は広島県出身の27歳で、東京のシステム開発企業勤務を経て、フリーでウェブサイトやアプリ開発を行う。浪人時代の予備校仲間で、理学療法士の資格を持つ濵田悠河さんと協力し起業。昨年5月に土地の購入契約、8月に施設改装着工、今年1~3月に工事完成、公衆浴場の営業許可、保健所許可を取得した。

 開業資金は約3000万円で、広島信用金庫と日本政策金融公庫が協調融資した。広島市の空き家バンクを利用し、同市補助金も活用。クラウドファンディングでは100万円超を調達した。齋藤社長は「今後予約システムのほか、敷地内の納屋をリノベーションして飲食店や宿泊施設の開設も考えている」と話す。

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