自動車ディーラーのネッツトヨタ広島(西区南観音、奥原宏一郎社長)は、地域交流の場としてのショールーム活用を加速させる。子育てや暮らしなどに関するコミュニティー事業のAsMama(アズママ、横浜市)と連携し、4月29日に本社近くの広島店で第1弾のイベントを計画。ファミリー層などとの接点を増やし、将来の車両販売や整備入庫といった実績にもつなげたいとする。
ネッツ社はこれまでも、運転免許を返納した高齢者など向けの1人乗り電動小型モビリティー「WHILL」の取り扱いや、ヤマト運輸の荷物の発送・受け取りに全16店で対応するなど、幅広い層との関係構築を進めている。こうした取り組みをさらに強化するため、まちづくり活動で県内の大手不動産会社と昨年まで3年間の実績を持つアズママとの連携を決めた。29日のイベントは午前10時~午後3時に実施。入場は無料で、別途有料のワークショップや体験コーナーなどがある。
事前予約はアズママが手掛ける地域コミュニティーアプリ「マイコミュ」で受け付ける。同アプリは登録者同士で買い物、子の送迎といった用事の頼り合いや、育児に役立つ情報のシェアができ、活用状況に応じてトークン(ポイント)がたまる機能を保有。ネッツ社でのイベントではトークンを使い、地元の特産品などが当たる抽選会にも参加できる。
5月31日も広島店で第2弾を予定する。増井智宏店長は「近隣にお住まいの方などが当店を認知し、顧客にも新鮮さを感じてもらえる催しにしたい。毎月1回のペースでイベントを開く計画だ」と話す。