
建築文化を発信する(財)神原・ツネイシ文化財団(福山市、神原勝成代表理事)は3月12日、優れた観光事業を表彰する第2回「せとうちDMOアワード アート部門」を受けた。
同アワードは、観光振興を目的とする瀬戸内7県の官民連携組織せとうちDMOが食、宿など7部門に贈る。同財団は造船などの常石グループ(同市)の出資で2024年に設立。昨年10月4日〜11月30日に「ひろしま国際建築祭」を開き、21万人を集めた。同市と尾道市の7会場に、広島平和記念公園を設計した丹下健三ら23組の作品などを展示。「つなぐ―建築で感じる、私たちの未来」をテーマに椅子作り体験といった子ども向け建築教育を行った点や、ホテル、寺などを会場とし、地域観光を促した点が評価された。約100万人が訪れる瀬戸内国際芸術祭に合わせ3年に1度開催。将来は同規模の来場者を集めたいとする。同祭の白井良邦総合ディレクターは
「初回は単独主催だが28年以降は行政や地域企業と協力したい。昨年は戦後80年。復興を支えた建築の意義や未来を考える場になったならうれしい」
と話した。
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