NPO法人ひろしまアダプトは1月25日に「アダプト(清掃や緑化など)フォーラム 第14回青少年活動コンテスト」を開いた。イズミ、広島県、山陽建設、上垣組などが協賛し、8団体を表彰。市子ども会連合会は平和公園の清掃、千代田高校は壬生の花田植ボランティア参加など、各団体が報告。同NPOの池田朝雄理事長が世話する永田川カエル倶楽部も22年間の江田島の河川清掃について報告した。池田さんは、「昔と比べ川のアルカリ値が高まり、水生生物がすみづらくなった。アルカリ性を含む黄砂の影響ではないか。豪雨災害も大変だった。自然本来の復元と再生の力を最大限にサポートする大切さをつくづく感じる。人工的な物を使い過ぎるのは人間のエゴだと思う。活動に参加する子どもはピーク時の15人からコロナ禍で激減し、今春からは3人に。この子らが小学校を卒業する頃には孫と一緒にのんびりやろうかと考えている」各団体の活動事例集を作成予定。
担当記者:吉田