サタケ / 松本 和久 社長

精米機製造の世界最大手。3月3日、創業130周年を迎える。1896年に佐竹利市氏が国内初の動力式精米機を開発して以来、世界の食糧供給に大きく貢献してきた。「歴代のお客さま、仕入れ先、パートナー、販売店、従業員の皆さまのご協力があって今がある。先代まで4代にわたって創業家社長の強力なリーダーシップの下に成長してきた。私は当社初の創業家出身でない社長として周りの意見を聞き、企業文化を紡いでいく体制をつくる」。就任後は営業やサービス、生産部門を企画段階から開発に参画させるなど組織に横串を刺し、生産力強化に取り組んでいる。「技術者色の強かった経営から、より全体の最適化を図っている。物にあふれた時代になり、つくるだけではない新たな付加価値が求められている。検査機器など既存技術にAIを掛け合わせて1次産業を中心に3次産業までを情報でつなぐDXサービスを強化し、効率的な食糧生産に貢献していく」
PROFILE
松本 和久(まつもと かずひさ)
サタケ社長。1965年4月25日生まれ、広島市出身。東京経済大学卒。91年に佐竹製作所(現サタケ)入社。経営企画室長などを経て2018年取締役、19年専務、20年副社長、21年6月から現職。