地域経済 2026.02.16

理舎 改装、情報発信支援事業が好調 病院経営に着眼、提案営業で成果

 病院内環境改善サービスの理舎(中区舟入中町、岡田政也社長)は、〝病院経営〟に着眼した提案型営業に注力し、今9月期決算で過去最高の売上高33億円を見込む。病院向けに特化した内装やリノベーションなどの請負工事が伸長。デザイン性の高い提案〜施工力を受注増につなげており、来院者を集める快適な環境づくりが支持を広げている。
 2025年9月期は32億円超を売り上げ、4期連続増収を達成。外来待合や病室などの改装、リノベーションが好調で、30年以上の業歴があるレンタルテレビ事業とほぼ半々の売り上げ規模に拡大。改修効果で外来患者が10%増えたケースもあるという。一方、デジタルサイネージを扱うe―Vision事業は10年前に比べて3倍以上の1億円規模に成長した。外来患者への医療情報配信や職員向け情報共有など要望に沿ったコンテンツを提供。病床稼働率の向上に役立った事例もある。このほかHPも制作。新規患者増につながる広報支援を手掛ける。
 近年はスマホなどで情報収集して病院を選ぶ傾向があり、病室環境や情報発信力などが、選ばれる医療機関の大きな決め手になるという。岡田社長は「快適な病室になっても知ってもらわなければ選んでもらえない。営業提案〜デザイン・設計〜施工〜広報支援〜品質管理の一貫体制を敷いており、大事な社会インフラの医療施設を側面から支えたい」と話す。
 昨年10月には社内組織を再編成。効率、効果的な事業体制を目指し、設計管理部を「建築デザイン事業部」、e―Vision事業を「PRデザイン事業部」、プランツ事業部を「緑化デザイン事業部」とし、社内ベクトル統一を進める。同社はテレビレンタルを皮切りに病室間仕切り兼用家具を全国展開。国立病院や労災病院など400施設以上に納める。

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