白石学習院グループで体験型教室「エデュパーク」を運営するメリッツ(南区東雲、永田英樹社長)は3月から、子供向けのキャリア教育講座を刷新した。自ら問いを設定し、答えを導き出す探究型学習を充実させる。2018年に立ち上げた講座「ミラコラ」を「よのなか探究」にリニューアル。小学1〜2年向けと3年以上向けの2コースを設ける。例えば3年以上向けは「勉強は必要なの」や「売れるものってどんなもの」など、月ごとにカリキュラムを組み、各自が調べ発表し、振り返るなどの主体的な学びを提供する。その学びを実践するため、実際に企業の商品開発やイベント企画などのプロジェクトに携わる「つながるベース」と、商業施設レクト(西区扇)で授業を行い、テナントと共同プロジェクトに挑む「レクトベース」も実施。つながるベースは3月から、レモンケーキの島ごころ(尾道市)と連携した地域の祭りでのブース運営など、複数のプロジェクトを実施。座学とプロジェクトワークを組み合わせ、実践で使える力の養成を目指す。3月3日につながるベースの体験説明会を南区民文化センターで開く。

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