ITを活用した経営改善を支援するコンサル事業を手掛けています。10年ほど前には、中区東白島町で軽食や酒を提供する「すきま食堂」を営んでいました。近くにカープの外国人選手寮があったことから、いろんな方にご来店いただきましたね。印象深いのは、セ・リーグ3連覇を支えたクリス・ジョンソン投手。テレビ越しで見る彼はどこか気難しそうな雰囲気でしたが、実際は気さくなイケメン。よく彼女(今のご夫人)と足を運んでいただき、他のお客さまからサイン攻めされても嫌な顔一つせず応対する姿は今も忘れられません。そして、その少し前に大好きだったのは大竹寛投手です。理由は特にないのですが、なんとなく引かれるものがありました。2009年に彼が43イニング連続無失点を記録しましたが、記録が破れた試合で2点を取られると、その後の試合ではあっさりと大崩れ(2回6失点)してしまったんですよ。それが失礼ながら彼らしくていいなと。今の球界ではなかなかいないタイプの「推しキャラ」でした。最近は良いサウスポーが多いですね。開幕投手候補の床田寛樹、昨季中継ぎで53登板した黒原拓未に加えて、昨季最終戦(10月5日のヤクルト戦)で1軍初登板した滝田一希投手も気になる存在。彼らがさらに躍動して「投手王国」を築き、カープを引っ張ってくれるよう期待しています。昨年の悔しさをバネに今年こそ、悲願の日本一を達成してほしい。
担当記者:道本