広島経済同友会は来年3月の設立70周年事業の一環で、全国44の経済同友会が共催する大規模イベントを誘致するほか、記念式典や年史編さんなどに取り組む。
同イベントは今年4月17、18日、「50年後も輝き続ける『まち』であるために〜平和の地から未来を見据えて〜」をテーマにリーガロイヤルホテル広島で開く。全国から会員を招き、人・街・地域づくりの三つの分科会や自動車産業の視察を行い、報告する。物産コーナーで地元産品をPR。熊野筆やお好み焼きソース、酒造会社などの訪問、観光資源の視察旅行もある。基調・特別講演はフリーキャスターで事業創造大学院大学客員教授の伊藤聡子さん、能楽師シテ方喜多流の大島衣恵さんが講師を務める。武田龍雄代表幹事(広島信用金庫会長)は「企業の生産性向上や人材育成などの学びの場とし、転出超過から脱却できるヒントを得たい」と話す。
同イベントは37回目で毎回1000人以上が参加。広島開催は1996年、2006年に続く3回目。

担当記者:吉田

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