西尾レントオール/田中 浩二 取締役・中四国管掌
建機レンタル大手。200万点超を保有し、大手ゼネコンや地場施工会社と取引する。2025年9月期の中四国エリアの売上高は146億円。
「建設現場の人手不足は深刻だ。当社は近年、デジタル分野の専門人材の育成を強化。遠隔操作をはじめとしたICT(情報通信技術)建機や、スマホアプリを使った測量サービスなどを通じて生産性向上を後押ししていく」
脱炭素化への対応も進める。昨年12月、電動機の試乗会を初開催した。2日で200人以上が訪れ、手応えを感じているという。
「再開発案件などで市況は堅調だが、選ばれ続けるには対応力が不可欠だ。夜間工事の必要性を察知し、先回りして車両を手配するなど、顧客自身も気付いていない課題を見つけ、解決できる存在でありたい」
建機に加えて、イベント用品も貸し出す。音楽ライブ用の大型テントから地域の祭りの備品まで扱う。各地でフランチャイズ加盟事業者を募る。
大阪府出身。1993年に入社し、営業畑を歩んだ。2019年執行役員、20年から現職。休日はゴルフやランニングで汗を流す。
「新人時代に配属された山陰地方では言葉や風習の違いに戸惑い、多くの失敗を重ねた。人一倍恥をかいたが、米子空港の滑走路新設などの大型案件に携われたことは大きな財産だ。『自分の常識は他人の非常識』と捉え、相手の立場で考える大切さを学んだ」