インタビュー 2025.01.09

トップリーダーの育成機関として 愛・規律・学びあふれる組織目指す

(社)広島青年会議所(広島JC) / 林 秀樹 理事長(山崎本社社長)

1月1日付で広島青年会議所(JC)理事長に就いた抱負をお聞かせください。

 今年度の基本理念に「士魂商才」を掲げた。これは日本近代経済の父と称され、昨年に1万円札の顔となった渋沢栄一氏が説いたトップリーダーとしての教えだ。士魂とは古き良き日本人としての精神性を示し、他者への深い思いやりや道徳、礼儀を重んじる姿勢、自らを磨き続ける姿勢を、商才はビジネスにおける知識やスキルはもちろん、考え、話し、聴き、行動する力を指す。士魂で相手の心を動かし、商才で納得感を得る。感情と論理。トップリーダーには真の仲間を増やすためにこの両輪が必要だ。
 私には現在の日本の状況と、この言葉を残した明治初期が重なって映る。約260年という長期政権だった江戸幕府も黒船到来や開国などをきっかけに倒幕へと時代のうねりが向かい、さまざまな価値観が一変した。現代に目を向けると、変化が早く不透明なことを示す「VUCA」と呼ばれるほど、将来の予測が困難な状況にあり、企業の存続は当たり前ではない時代だ。私たち会員はそんな中、時間と労力を費やしてJC活動をしている。だからこそ、会社の未来をけん引するトップリーダーとして成長するために、覚悟を持って活動に取り組まなければならない。ありがたいことに、広島の経済界の中核を担う方にはJCの先輩が多くいる。明るい豊かな社会の実現を目指し活動することはもちろんだがその前に、「JCに入会すれば一人の経済人として圧倒的に成長できる」というトップリーダーの育成機関であり続けることにこだわりたい。

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