SYNRA(東京)/島崎 航平 社長
広島大学大学院の先進理工系科学研究科に所属する准教授。昨年9月、同大発ベンチャーとして東京都大田区に新会社を設立した。産業機械やプラントなどの振動を、高速カメラとAIを用いて短時間で測り、設備の異常を予知保全する技術のグローバル展開を目指す。
「例えば製造業では機械の異常振動に気付かなかった結果、品質問題や製造ラインの停止が起きることがある。また、そうした兆候を検知するために通常はセンサー貼付による接触型の計測を行うが、多大な手間と時間がかかってしまう。対象が広範囲であってもカメラを設置し、撮影するだけで即座に診断できるのが当社の強み。ものづくりの領域だけでなく、将来はインフラなどにも技術を生かしていきたい」
法人化前は、自身が大学時代まで打ち込んだサッカーのポジション名にちなみ「ボランチアイズ」の名称で活動。2024年度には、県が急成長企業の創出を目指すプログラム「ひろしまユニコーン10」に採択されている。
「世界での認知を図る上で、2単語の社名は覚えてもらいにくいと分かった。東京で登記したのも同じ理由だが、広島発のスタートアップとしての思いを持ち、挑戦していく」
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