住宅建築の日興ホーム(東広島市西条町寺家、鳴脇誠二社長)は今春をめどに、庭を一つの部屋に見立てて一体的に設計する注文住宅「ボーダーレス」を発売する。ガーデニング商品製販のタカショー(和歌山県)と住宅デザイナー・タブチキヨシ氏の協働事業「5th ROOMのある企画住宅」に県内で初めてフランチャイズ加盟した。タカショーは「リビングや寝室に次ぐ第5の部屋」がコンセプトの庭造り提案を強めており、家事効率化の間取りを発信するインフルエンサーのタブチ氏と昨年6月から協働を開始。ボーダーレスは「都市型住宅向け(A)」、「郊外に住む子育て世帯向け(B)」、「田舎暮らしを楽しむ家族向け(C)」の3タイプを用意。例えばBタイプはグレー基調の外壁の色味に合わせたタイル張りのテラスを設け、プライバシーを確保しながらバーベキューなどができるように周りをアルミ製パネルや屋外カーテンで囲う。自宅で趣味を楽しみたい中流層の需要を取り込みたいとする。

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