東証スタンダード上場でフリーランスのIT技術者を企業に紹介するギークス(東京)は1月6日、中区大手町のコワーキングオフィス「ハジマリノマド」に広島拠点を開いた。札幌も同時に開き、全国6拠点目。主力サービスの「ギークスジョブ」は、IT技術者が2万1000人登録している(2024年3月末)。専任担当者が一人一人のキャリア志向に合わせて適切な案件を紹介するほか、健康診断の割引、スキルアップに向けたオンライン講座など福利厚生を充実。新拠点は中国地方全域をエリアに、新規顧客開拓や在住技術者のサポートを担う。地方のIT技術者不足が深刻化する中、DX化を進めたい製造業のほか、システム開発会社などの需要を見込む。営業1人体制で始め、4〜6月をめどに1人増やす。28年3月末までに10人、30年に20人規模を目指す。22年から広島県を含む複数県のプロフェッショナル人材戦略拠点のサポーター企業に登録し、人材不足に悩む企業の相談に乗る。首都圏に住む技術者の地方移住を促進しようと、各地でイベントも行う。

担当記者:大島

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