「顧客の要望や建物の状態に合わせた柔軟な提案で、大切な住まいの外壁トラブルを解決します」とは外壁塗装工事の室田工業(西区庚午南)の室田巧夢社長(26)。中学を卒業後、県内の同業に3年ほど勤めて2017年に独立、20年に法人化した。「塗り替えマスターズ」の屋号で、市内を中心に廿日市、東広島エリアの戸建てやマンション、商業ビルの塗装工事を施主から直接受注する。自社職人による質の高い施工力を強みとし、塗料の大量仕入れなどで施工コストを削減。顧客間の紹介やリピート受注も増えているという。社員11人で年商は約2億5000万円。10〜20代の若手職人の採用に力を入れており、一級塗装技能士など上位資格の取得も促している。「丁寧な仕上げはもちろん、あいさつや工事後の清掃など、凡事徹底で顧客との信頼関係が築けると考えます。BtoC(消費者向け)で売上高が県内トップの塗装会社を目指したい」

担当記者:道本

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