広島酔心調理製菓専門学校(西区福島町)の原田優子理事長兼校長=写真中央=は11月27日、2024年度の「調理師関係功労者に対する厚生労働大臣表彰」(調理師養成功労者)を初めて受けた。1972年の開校から、創立者の原田曜誠氏の建学理念「食は文化である。食は人の生命と人格を左右する。私たちの志す道は尊く大切な道である。(中略)それにふさわしい人間になろう」を大切にし続けてきた。在校生は例年、さまざまな賞を獲得しており、累計卒業生は9000人を超える。「調理や製菓業界も人手不足が顕著です。卒業生の7割が地元就職するほか、県外から来た学生が広島で働く例も多数あり、人材を送り出すことが社会貢献だと考えています。料理教室などを通じて子どもの食育促進にも注力。受賞を機に一層励みたい」包丁を研ぐ前に心を磨け。大切な心構えを説く。

担当記者:吉田

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