総合人材サービス、介護施設運営などのシューペルブリアン(中区八丁堀、木下昌幸社長)は11月1日、南区東雲1丁目に障害者グループホーム「ユルトhuG(ハグ)東雲」を開設した。東広島市出身の建築家で、ArchTank(横浜市)代表の林恭正氏が設計・総合監修し、4室のほかコミュニティースペースやベンチ付きバルコニーを設けた。本社が入る和光八丁堀ビルで9月に開設した共創空間「はたらくlab」に続き、生活を共にする仲間や地域の人々とのつながりを創造する自社プロジェクト「つなぐHIROSHIMA」の第2弾となる。東雲の施設はアパートの2階部分79平方㍍を大規模改装した。コミュニティースペースとしてアイランド型ダイニングテーブルを設置。同社は2021年11月に障害者グループホーム事業に参入し、今回の東雲の開設を機にブランド名を「ユルトhuG」に統一した。南区の大州(4室)と南蟹屋(7室)に続き3拠点目。西区横川でも開設を検討している。24年6月期売上高は前期比36%増の34億3840万円と業績が伸びている。24年は2月に住宅型有料老人ホームのスープ五日市(佐伯区)、3月にショートステイのスープ徳王(熊本市)、10月に介護付き有料老人ホームのスープ宮島(廿日市市)を相次いでオープン。人材サービス業でもラインアップを拡充させ、今期は売上高40億円を見込んでいる。

担当記者:大谷

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