佐伯区五日市を拠点に中小企業診断士の知見を生かして、経営計画策定支援や、商工会議所と商工会主催のセミナー講師業などを手掛けています。父親が創業した工業用刃物研磨などの江川刃物工業へ1984年に入社し、先代が他界して当時35歳で2代目に就任しました。父親が亡くなってからは会社経営の勉強をしなければと焦燥感に駆られ、一時は月に1回ほど経営セミナーに参加していた。ある日、大平経営会計事務所(愛知)に在籍し、多様な資格を持つ先生が登壇したセミナーを中小企業大学校で受講。先生の幅広い知見を目の当たりにし、その中にあった中小企業診断士について調べてみると、当時学びたかった内容とマッチしており、これが診断士の資格取得を目指すきっかけとなりました。平日は夜8時に就寝して早朝2時頃に起床し、会社へ出勤するまでの時間帯で猛勉強。休日はスクールに通うなど3年間勉学に励みました。子育てや家事は完全に家内に任せてしまい申し訳なかったですが、妻には大変感謝しております。2003年に合格後、当社を本格始動。商工会議所と商工会の指導員に向けた研修案件も増えており、おかげさまで事業は確実に進んでいます。2月には江川刃物工業を任意整理。これまで事業承継、会社設立さらには解散までさまざまな経験をしており、実体験を伝えることでクライアントにとって会社経営の一助となれたなら幸いです。

担当記者:阿戸

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