中国銀行(本店岡山市)は2026年春、東広島市西条土与丸5丁目に新店舗「西条支店(仮称)」を開く。県内の支店開設は13年3月の広島東支店(南区南蟹屋)以来13年ぶり。新支店はJR西条駅の東1・1㌔で、近くに国道375号があり商業施設や住宅が多いエリア。敷地約1155平方㍍で、新支店建屋の階数、延べ床面積は未定。法人と個人が対象のフルバンキング店を予定している。ちゅうぎんフィナンシャルグループの中期経営計画では「地方創生SDGsの『深化』」を成長戦略の一つに掲げ、店舗や非対面チャネル、休日営業拠点などを一体で捉えて顧客の利便性向上と接点拡充に取り組んでいる。西条エリアは人口増加傾向にあり今後も成長が見込まれるため、新規出店を決めた。中国銀行は岡山県に113店のほか広島県に26、香川県に16、兵庫県に6など計165店を展開する。23年6月にはシンガポール支店を開設した。県内では今年3月に鞆支店(福山市)を福山南支店内に、10月には三原西支店を三原支店内に統合している。
担当記者:大谷