東京商工リサーチ広島支社によると、10月の県内企業の倒産件数(負債額1000万円以上)は前年同月比6件減の13件で2カ月ぶりに減った。負債総額は4億9000万円減の12億300万円。内訳は産業別で建設業が4件、原因は販売不振が8件で最多だった。コロナ関連倒産は5件で、累計267件となった。主な倒産は社寺建築工事のAZ(負債4億円)、木造建築工事の前正ホーム(同3億9000万円)、健康食品販売のロイヤル(同8500万円)、住宅用アルミサッシ卸の福山住協サッシ(同6000万円)、清掃業のサンク(同)など。
担当記者:後藤