機械、空調設備販売・施工のビーテック(中区大手町、垰田実社長)は11月1日、西風新都の安佐南区大塚西2―1066―22ほか(地番)に新本社屋を着工した=画像=。来年8月末に完成、9月に移転開業する予定。1フロアで80席以上を設け、部署間、ビーテックサービス(同所)などグループ会社との連携を進める。

アストラムライン大塚駅から徒歩10分の市道西風新都中央線沿いで、近くには広島大塚郵便局や広島広域公園陸上競技場がある。敷地4086平方㍍に2階建て延べ2217平方㍍を新築。1階の事務棟(495平方㍍)には打ち合わせ室、大会議室、会議室を設け、倉庫棟(492平方㍍)はビーテックとグループ会社の資材などを保管する倉庫を集約する。2階の執務室はスタンディングデスクなどを含め、80席以上を設ける。固定席を設けないフリーアドレスやフレックスタイム制、時短勤務の導入のほか、自動車通勤用に社有地駐車場も設ける。2024年3月期のビーテックの売上高は55億1828万円、空調設備メンテナンスなどのビーテックサービスは6億9804万円、自動制御設備工事などのシステム計装(中区本川町)は9億9945万円。グループ売上高100億円を目指している。ビーテックは1951年に広島市播磨町(現中区本通)で設立。25周年の際、西区庚午に当時の本社ビルを着工。50周年事業で2000年に現本社屋を購入した。現本社屋敷地235平方㍍、地下1階地上6階建て延べ790平方㍍は売却予定。26年に75周年を迎える。

担当記者:大谷

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