カレールウ市場でシェア約60%を占める大手。シチュー、スパイス、即席ラーメン、でんぷん麺といった家庭用製品の製造販売を主に手掛ける。今夏には地産地消を後押しすべく、県などとの共同企画で広島にちなんだ夏野菜カレーのレシピを同社HPなどで公開した。「材料は県産米『あきろまん』や和牛『元就』に加え、安芸高田市産のチンゲン菜や長ナスなども。7月には玉井副知事が試食され、おいしいと太鼓判を頂きました。カレールウを通して県産食材の新たな魅力を発信し、食卓を彩る一助となればうれしい」中四国エリアのカレールウの同社シェアは全国より高く、一層カレー文化を広めていきたいという。1968年7月6日生まれ、京都市出身。和歌山大学経済学部を卒業後、92年に入社。これまで本社や大阪支店で販売分析など営業サポート業務に長年携わり、2023年4月から現職を務める。計40人の支店メンバーを率いている。「自身初の支店長就任から約1年半たちますが、メンバーごとに考え方や抱える悩みも異なるため、ベクトル合わせの難しさを実感しています。定的に目的を共有できるよう、普段からメンバーとフラットに話せる環境を築いていきたい」奈良に妻と長男、東京に次男を残し単身赴任。大河ドラマの影響で休日は源氏物語(角田光代訳)を熟読。

担当記者:阿戸

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