酔心山根本店(三原市、山根雄一社長)は11月19日、高級日本酒「名誉酔心」誕生100周年記念の純米吟醸原酒「復刻の三號」から「山田錦」=写真①=と「朝日米」=写真②=を発売する。

写真②:純米吟醸原酒「復刻の三號」から「朝日米」発売

清酒「酔心」から抽出され、日本醸造協会が管理する酵母「きょうかい3号」を特別に譲り受けて両商品に使用した。同酵母は1914年頃に日本酒の品質を安定させられるとして同協会から全国の酒蔵に頒布されたが、現在は一般に配られていない。「山田錦」は2019年に醸造後、約5年間生囲いで貯蔵し、薄い琥珀色でとろっと甘い風味に仕上げた。1000本限定販売。1㍑瓶詰5500円。アルコール度数17%。23年醸造の「朝日米」は蔵内で約1年間貯蔵し、マスカットのような香りとフレッシュな味を醸した。1200本限定で1㍑瓶詰3300円。アルコール度数16%。どちらも同社ECサイトや一般酒店などで販売する。

担当記者:額田

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