おりづるタワー5階に10月28日、12Kを超える解像度(1万2096×1632ピクセル)の湾曲LEDビジョン(エンボン社製)を備える貸し会議室を新設した。「幅約15×高さ2㍍と長大な画面で映像の滑らかさや色の再現性、臨場感を追求した。室内の柱にもビジョンを張って連動させる。会議室は134〜279平方㍍の3種類を用意し、会食に対応。自動車塗料や映像事業のコーエイ(西区)さんと協力しながら制作や演出を引き受け、各種の催しに新たな彩りをもたらしたい」

広島マツダから事業分割し10月1日に施設と同名の運営会社が始動。専門性や企画力を高める狙い。スタッフ80人。大上氏は同時に現職就任。1977年12月19日生まれ、広島市出身。皆実高校から関西大学卒。システムエンジニアを経験し2015年入社、20年から同施設の事務局長を務めた。「おりづるタワーは平和の願いを発信してきた。被爆100年を見据えて関連会議にも応じていく意気込みを込め、2045フューチャープレゼンテーションルームと名付けた」

担当記者:吉田

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