サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」が2月1日に開業した。収容人数は2万8250人で、客席の最前列からピッチのサイドラインまでの距離は8㍍と近く臨場感を味わえるのが特長。同クラブが指定管理者として運営を担う。

1月31 日に開かれた竣工式で、「25年間、専用スタジアムをつくりたいと言い続けてきた。候補地の選定など紆余曲折してきた中で、県や市、財界、そして何よりもサンフレッチェファミリー(ファン)のみなさんの熱い気持ちに支えられ、夢の実現につながった。感無量だ」365日にぎわう場を目指し、近代サッカーやサンフレの歴史を伝えるミュージアムや、世界的人気漫画「キャプテン翼」の壁画を設置。試合のない日に会議室や多目的室などを貸し出すサービスもある。「多くの問い合わせがあり、注目度の高さを実感する。地域に貢献し、感動を与えられる器に育てたい」2月10日のガンバ大阪とのプレシーズンマッチは1ー2で敗れたものの、詰めかけた2万6418人が初陣を祝った。
担当記者:道本