広島都市学園大学 / 古澤 宰治 学長
開設16年目の広島都市学園大学(南区)や広島製菓専門学校(中区)などを運営する学校法人古沢学園で理事と副理事長、ほか同大学健康科学部リハビリテーション学科の教授を経て、2023年に現職へ就任。創設者の父が初代学長で、私は3代目です。
大学卒業後は、古沢学園に在籍しながら出向者として(公財)日本生産性本部の米国拠点に2年間在籍。家族愛が強い米国人は終業時間になるとすぐに帰宅するというイメージが渡米前にありましたが、実際は飲み会などに参加する人が多数でした。米国海軍出身の人のホームパーティーに参加した時には、私のことを日本人と認識された米国人が会話の中で「リメンバーパールハーバー」と発言したものの、私が広島出身だと伝えると、〝負の出来事の共有〟という場の雰囲気へと変わり、その後は打ち解け合えたことを覚えています。世界には多様な視点があり、自分の価値観にとらわれず、互いに理解を深めることが大切だと感じました。
現在の学生にも大学生活4年間において、勉学と同等に人との関わりも大切にしてもらいたい。本学では「心技一体」という建学の精神を掲げ、豊かな心と優れた技術を合わせ持つ人材育成を目指しています。コロナ禍で人と会えない期間を過ごしてきた学生には多くの知識や資格を習得するだけでなく、他人に寄り添えるような思いやりの心を持ち、社会で活躍してもらえれば何よりもうれしいですね。
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