衣類やキッチン用品などの生活雑貨店を全国展開するフィル・エ・クチーレ(安佐南区毘沙門台2-42-25、宍戸俊文社長)は、来年3月24日に開業するJR広島駅の新駅ビル「ミナモア」に「ドゥ・セー」=画像①=とベーシック&アクセントの新業態「ビーアンドエー」=画像②=を出店する。ドゥ・セーは3階ウエストエリアで、店舗面積は約190平方㍍と全36店舗で最大規模になり、地元の基幹店と位置付ける。約3000アイテムのフルラインアップに加え、基幹店ならではの新しいアイテムの導入も検討している。

画像②:新業態「ビーアンドエー」

ビーアンドエーは、広島電鉄の路面電車が乗り入れる2階イーストエリアに出店。客の流れが早いことが予想され、店舗面積約70平方㍍の小型店で、新しいコンセプトの業態にする。従来の4000アイテムから2000程度に絞り、ハンカチやポーチ、傘、靴下などの服飾雑貨を中心としたコンビニエンスストアのように気軽に買える店にし、店名も新たに「B AND A」に。今後のターミナル出店のモデルケースにする。2025年秋には「ベーシック&アクセント」の関東地区への出店が決定した。同社の24年2月期売上高は35億1131万円と前期比7億円増となった。23年はベーシック&アクセント東京・虎ノ門店と長崎店、今期は9月にドゥ・セー枚方モール店、10月11日に横浜そごう店を開店。25年2月期売上高は37億円を予想する。

担当記者:大谷

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