自動車部品製造の西川ゴム工業(西区三篠町2―2―8、小川秀樹社長)は、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)に向けた対策を進めている。各工場などの電力・CO2排出状況を見える化し、ゴム製品押し出しラインの温調機の自動オン・オフ制御の追加などのさまざまな取り組みを水平展開。太陽光発電設備の導入では先行させたタイ、インドなどの海外工場に加え、本社屋にも新設した。
2022年に社内に「ESG推進委員会」を設けて、傘下のE分科会(環境対応部会)を中心に取り組みを進める。CO2排出量は30年度に13年度比で46%削減の目標を掲げ、24年度は30%減少。25年度は32%減を目指す。設備改善にも着手し、押し出しラインの温調機は、非稼働時に自動でオフに切り替わる機能を付けて消費電力を削減。脱臭炉Aはバーナー断熱材を採用して年間ガス使用量とCO2を削減する。こういった各工場の省エネ事例・アイデアをまとめて他工場に展開し、全体と工場別の水平展開件数、削減電力、CO2、効果金額などを見える化している。
太陽光発電設備の設置は22年11月のタイ工場(年間発電1000㍋㍗時)をはじめ、インド(833㍋㍗時)、メキシコ(1031㍋㍗時)、中国(1200㍋㍗時)に設置し、2月に本社屋にも設けた。30年に完成予定の広島県内の新工場をはじめ、今後は国内拠点にも順次設置を進める計画。
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