そごう広島店(菊田清美店長)は、開店50周年を機に広島県と包括的連携協定を結んだ。県産品の販売促進をはじめ県政情報の発信・観光振興、環境対策・リサイクルなどに連携して取り組み、県内外へ広島の魅力を広める活動を推進する。G7サミットに合わせ県が立ち上げた広島の食を磨き発信するプロジェクト「おいしい!広島」のPR活動を強化するなど連携内容は計11項目を予定。同プロジェクトは生産者や飲食店、ステークホルダー、県民らも巻き込み〝オール広島〟を掲げ、県産食材の消費拡大を通じて地域を活気づける取り組みで、広島店の店頭でも県食材を紹介・販売していく。食品売り場への特集コーナー設置などで「瀬戸内さかな」や「おいしい!広島」のブランディングの浸透を図るほか、10月16日から広島和牛販売会を開き、1日の広島食肉市場和牛枝肉共励会で最優秀賞に輝いた牛を試食・販売する。県内の逸品を取り扱う5階のヒロシマルシェエット(HITひろしま観光大使の一員)は、定期的にさとやまマルシェなどの販売企画を実施。県食材のうち「チア!ひろしま 広島県産応援登録制度」登録品を店内で紹介・販売する。
担当記者:藤井