日本M&Aセンター / 竹内 直樹 社長
M&A仲介の最大手。事業拡大に伴い4月に支店から昇格した中四国支社(東区二葉の里)視察のため、出身地の広島を訪れた。2024年に県内で休廃業・解散した企業は1543件と前年から14%増える中、地元経済への貢献を目指す。
「県内ではいまだにM&Aへの抵抗感が強い一方、後継者不在率は全国平均を上回っています。先行きが不透明な県内自動車産業では今後5年ほど、メーカーを問わない3次4次下請け企業同士のM&Aが増えると予想。元請けや製品の幅を広げ、経営の柱を増やすことが中小企業の生き残りの鍵となる」
1978年2月11日生まれ、三次市出身。大学卒業後の2000年に新卒入社した金融業の旧SFCGを経て、07年に日本M&Aセンター入社。14年に執行役員に就き、17年の上席執行役員、20年の常務を経て、24年4月から現職。同6月から日本M&AセンターHDの常務も務める。
「今後、県内企業にも商機となり得るのはASEAN諸国。現地で相乗効果を見込める企業を買収できれば成長市場で地産地消を狙えるほか、国内事業向けの人材確保にも生かせます。人がいないから廃業するのではなく、歴史を紡ぐ社会的な意義にも目を向けてほしい」
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