地域経済 2025.10.28

太陽光発電のTSPが発売 神社仏閣での活用へ瓦型パネル

太陽光発電のTSPが発売 神社仏閣での活用へ瓦型パネル

 太陽光発電コンサルティングなどのティーエスピー(南区出汐、多田多延子社長)は10月、屋根材と軽量薄型発電パネルが一体になった建材「ペラペラ太陽光(瓦)」=写真=を発売した。発電部も波打った形状で、特に神社仏閣などで景観を大きく損なわずに再エネを導入できるという。また通常の瓦では必要なビスや釘を一切使わず、垂木専用の両面テープで設置することで木部の負担を低減。同社指定の施工方法であれば20年保証を付ける。
 文科省の調べで全国に約16万件(宗教法人単位)ある神社仏閣は、特有の広い内部空間や歴史的建築がゆえの断熱・気密性の低さが冷暖房などのエネルギーコストを押し上げているという。一方で、景観や構造制限で従来型の太陽光発電パネルの設置が困難な場合が多い。発売したパネルは面積当たりの発電効率が高く、耐用年数が長いN型。長さ685×幅420×高さ9㍉、重さ5・5㌔で、国内で一般的な瓦(305㍉四方、重さ2・6㌔)の約2枚分に相当する。現行品は中国市場向けにサイズを最適化しているが、国内でも施工可能。日本建築に最適化した商品も現在検討している。
 1枚当たりの発電量は約135㍗時。屋根1平方㍍にはおよそ15枚の瓦が並ぶため、7〜8平方㍍分の瓦を同パネル50枚に置き換えると、年間発電量は一般家庭の消費量の約半分にあたる約2460㍗時を見込める。黒、グレー、赤、金の4色を用意し、一般家庭にも訴求したいとする。代理店が決まり次第、売価を決めて注文を受け付ける。

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