衣類やキッチン用品などの生活雑貨店を全国展開するフィル・エ・クチーレ(安佐南区毘沙門台2-42-25、宍戸俊文社長)は、9月6日に「ドゥ・セー枚方モール店」(大阪府)=店舗図①=を開いた。「ドゥ・セー横浜そごう店」(神奈川県)=同②=も10月11日にオープンする。「ベーシック&アクセント」は9月に自社ECサイトのオンラインショップを開設した。

ドゥ・セー枚方店は、モールの2階にあり店舗面積約90平方㍍。同ブランドは30〜40代の女性・ファミリーが対象だが、同モールは来訪者の年齢層が広く、洋服やバッグ、アクセサリー、スニーカー、帽子などの服飾雑貨を強化し、約1500アイテムを販売。横浜そごう店は4階の婦人服フロア一角のライフスタイルゾーンに、寝具、ルームウエアなどの店舗と共に出店。ドゥ・セーの店舗面積は約80平方㍍で、服飾雑貨を中心に1000〜1500アイテムをそろえる。健康、癒やしをコンセプトにお香やハンドケア、マッサージグッズ、タオルなども充実させる。9月13日には千葉そごう店をリニューアルオープン。床や柱、棚、レジ周りを改装し、香りやボディーケア商品を拡充するなど商品構成を変更した。ベーシック&アクセントは「都会的な個人のライフスタイル」をコンセプトに東京・自由が丘で路面店を開いて以来、現在は広島パルコ店など全国12店舗を展開している。9月にオンラインショップを開設。現在約600アイテムを扱っており、順次2000アイテム規模に拡充する。札幌、仙台、東京・虎ノ門、名古屋、大阪・梅田、難波、長崎など主要都市に実店舗があり、店舗がないエリアでの利用も見込む。将来はオンラインでの先行販売やオーダー受注なども検討する。ドゥ・セーは昨年9月にオンラインショップの大規模リニューアルを行い、売り上げを大きく伸ばした。
担当記者:大谷