3月設立の(合同)WWT(東広島市、砂原寿代表)は9月2日、メンタルケアに特化した訪問看護ステーション「あんさんぶる」を同市西条西本町28-6サンスクエア東広島内に開業した。通院が困難な精神疾患患者の自宅に専門の看護師を派遣し、必要な処置を講じる。精神看護歴17年の代表のほか、60代で同40年以上の看護師が男女1人ずつ所属。計3人で東広島、呉市の一部、竹原市、熊野町からの依頼に対応する。またエリア外にも対処するため、福山市、呉市、坂町などの同業者と連携を図る。医療費の一部公費負担で患者の自己負担が1割に抑えられる自立支援医療制度(精神通院)を使えば初回1450円〜、2回目以降810円〜。営業時間は午前8時半〜午後6時半だが、柔軟な対応が可能という。(電)082-400-9121。代表は1978年生まれ。賀茂精神医療センターの副看護師長や大手訪問看護ステーションの事業所長を歴任する傍らで看護学士号も取得。2024年1月に独立し、3月に同社を設立した。23年度の県内精神科患者数は前年比2124人増の7万5644人で、東広島市内では3600人以上。

担当記者:額田

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