キャステム / 戸田 拓夫 社長
福山市に本社を置く精密部品メーカー。ロストワックス精密鋳造、セラミック・金属射出焼結部品、強化繊維プラスチック射出成形品製造などが強み。半導体分野の技術進歩や経済発展が著しいベトナムで9月、関連部品などの新工場を稼働する。
「コロナ禍だった数年前に計画。半導体関連の需要も減った時期でしたが、事業の将来性を確信し投資に踏み切りました」
1956年8月10日生まれ、福山市出身。早稲田大学を中退し80年入社。98年の専務を経て2007年に創業者の父からバトンを託された。会社は今年2月で55周年。
「以前は下請けとして機械部品を作っていましたが、私が入社2年目に社員の大半が退職。衝撃でした。しかし、こうなったからには挑戦あるのみと下請け脱却を決意。当時の経験が現在の挑戦あふれる社風をつくっています。今後も他社ができない小ロット・高難易度の部品を手掛け、軽量かつ強い製品開発などを目指すチャレンジングな企業を後押ししたい。近年取り組むtoCのオリジナル製品ほか、今後は医療、宇宙分野にも乗り出す計画です」
滞空時間のギネス記録を持つ紙飛行機飛ばしは現役引退。現在は次世代の育成に注力している。
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