ひろしま自動車産学官連携推進会議(ひろ自連) / 田邉 昌彦 議長
マツダ、広島大学、広島県など産学官でつくる、ひろ自連は発足10周年を迎える。田邉昌彦議長にこれまでの実績、新しい取り組みなどを聞いた。
10周年を迎えます。これまでの実績をお聞きします。
2015年にものづくり産業の成長、人材育成、集積による地域経済の活性化を目指す産学官連携組織として発足。カーボンンニュートラル(CN)、DXへの対応、高齢社会、過疎化が進む中、車の新たな利用価値の創造など社会課題に対応するため、20年に組織再編し三つの委員会(クルマづくり価値創造、クルマ利用価値創造、イノベーション人財育成)を新設し、その下に八つの専門部会を配しました。広島は自動車の完成品メーカーとサプライヤーが集積する特別な地域で、研究開発機能を持つ企業の集積は関東、東海のほか、西日本では広島だけです。このアドバンテージを生かし広島の自動車産業の競争力を強化するためには産官学の連携が不可欠。今後はサプライヤーも巻き込んだCNへの対応に加え、次世代・即戦力のものづくり人材を育み、広島への定着を促していきたい。
PROFILE
たなべ まさひこ 1955年3月29日生まれ、福山市出身。78年に名古屋大法学部を卒業し、広島県に入庁。商工労働部新産業振興室長、環境部環境対策局長、総務局財務部長、総務局経営戦略審議官などを務め、2014年3月退職。広島県環境保全公社理事長、広島県信用組合常務理事などを経て、18年4月から広島県副知事。23年にひろしま産業振興機構代表理事副理事長、ひろ自連議長に就任。趣味はテニス。