注文住宅などの三井ホーム中国支社(中区中町、高鍋徹支社長)は、8月31日から安佐南区緑井4丁目に造成した分譲用地「モクスガーデン緑井」で規格型の新築戸建て住宅の販売を始めた。先行販売する4戸が対象。分譲建て売りを手掛けるのは県内で初めて。オーダーメードの注文住宅を中心に手掛けてきたが、4月から規格型の「三井ホーム セレクト」の販売を開始。駅に近い好立地などを分譲売りするビジネスモデルを想定し、緑井は全国に先駆けたプロジェクトとなる。JR緑井駅から徒歩5分(約400㍍)の立地に、木造2階建て7戸を建設。土地面積は113〜139江秘宝㍍で、販売価格は5290〜5440万円。残り3戸も今後、発売予定。高鍋支社長は「住宅そのものや立地はもちろんのこと、街並みを含めて資産価値を高められる分譲事業を目指している。2カ月間の予告広告期間に約30件の問い合わせがあり、注目の高さを感じた。好立地の用地を仕入れ、セレクトブランドの住宅を年20棟ペースで販売していきたい」と話した。

担当記者:梶原

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