分譲マンション「ウエリス」シリーズを展開するNTT都市開発(東京)は、三菱地所レジデンス(同)と共同で広島市南区役所近くの皆実町1-188-5に200戸超の大型分譲マンション「ウエリス皆実町」を計画している。2025年4月に販売を始め、27年1月に完成、3月に入居開始を予定する。

京橋川沿いのNTT西日本の社宅跡地5141平方㍍に、19階建て延べ1万7854平方㍍を新築する。2〜3LDKの計215戸。住居専有面積は57・06〜80・00平方㍍で全12タイプの多様なプランを用意する。199台分(機械126、平面73)の駐車場に加え、ドコモのシェアサイクルを備える。1階の共有部にはリモートワークなどに適したラウンジも設置。販売価格は未定。淺沼組一級建築士事務所が設計し、淺沼組が施工する。NTT都市開発は近年、全国のNTT社宅跡を分譲宅地やマンションに再整備する事業を進めており、兵庫の阪急「西宮北口」駅の北東エリアには8物件・計362戸(21年完工)を供給した。このほか広島県内では、旧市民球場跡の商業施設「シミントひろしま」(23年3月開業)、新サッカースタジアム隣のヒロパ(24年8月開業)、広島城三の丸整備等事業、県庁舎敷地有効活用事業、基町クレド・パセーラのリニューアルなど都心部の再開発に参画している。

担当記者:道本

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