タニシ企画印刷(中区舟入川口町、田河内伸平社長)は、小学4〜6年生対象に企画した「ジュニアアスリートノート」を商品化し、9月1日発売する。生徒自ら夢や目標に向かって行動計画を立て、実践を促していくページで構成。販売店方式で全国へ広げていく構想を描く。第一弾のサッカーを皮切りに野球やバスケット、バレー、テニス、卓球などへ種目を増やしてシリーズ化を図り、小学校低学年や中高生などへ年齢幅を広げながら夢を実現させるノートとして幅広い利用層を掘り起こしていく構えだ。自ら練習や試合結果などを記録。それぞれの課題や目標を明確化し、実践を通じて成長を促すことを目的にしている。大リーグで活躍する大谷翔平選手も活用したという「マンダラチャート式」の目標設定シートを小学生向けに改良して載せるほか、自主練習のメニュー作成や生活習慣のチェック、試合の振り返りなどを記録できる。表紙フルカラーA4サイズ、中面一色刷り、96㌻で約3カ月分が記録できる。東京ビッグサイトで7月にあったスポーツ・健康産業の総合展示会SPORTEC2024に出展し、全国向けに販売店展開も目指す。8月末まで〝プロサッカー選手を目指す子どもたちを応援したい!〟をテーマにクラウドファンディングで資金調達を目指す。同社はNPO法人日本スポーツNEWS(鳥取県西伯郡)から受託制作して、地域ジュニア応援新聞「スポラブ」を発行。企業や広告主の協賛を得て小・中学校の児童生徒とその保護者らに無料配布する。7月に東広島・竹原版と呉・江田島・熊野・坂版を統合して5万5000部を発行。地域で子どもの健全育成を図り、未来のオリンピック選手らの育成機運を醸成していく。

担当記者:藤井

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事