文教施設のAVソリューションを手掛ける北辰映電(中区上幟町、國本佳宏社長)は7月、広島市立大と広島市の産学官連携で開発のeラーニング英語教材「ぎゅっとe」の企業版を発売した。近年は大企業に加え、海外との取引が頻繁な中小企業が多いことから市場投入を決めた。ぎゅっとeは「徹底した集中学習」をコンセプトに大学や高校などに向けて2005年から販売を開始。22年までに累計約48万人が学習し、18年の効果測定ではTOEICスコアが受講前の約473点から平均で約68点アップしたという。企業版では90日間の期限を設け、集中的な学習を支援する。リーディング、リスニング、文法に加え、「総合基礎」などもレベル別に用意。料金は1人あたり2500円。
担当記者:高見