広島県は7月19日、ユニコーン企業のような急成長を志す企業を対象とした伴走支援プログラム「ひろしまユニコーン10 スタートアップアクセラレーション」の採択先を決めた。シード企業コースは▽ENTECH=製造プロセスの改善、アジアの医療格差の縮小のためにデジタル歯科技工のプラットフォームの開発。▽QD Power=高性能な大型全固体蓄電池の製造販売。▽社会保険労務士法人サトー=給与総務業務の情報を利活用したサービスの開発。▽TD Holdings=中小ものづくり企業のDXコンサルとソリューション提供。▽広島大学(水野優)=眼底疾患を早期にスクリーニングするスマホ眼底カメラとAI診断支援プログラム開発。▽ボランチアイズ(仮称)=石油・化学プラントの重大事故を未然に防止する振動監視カメラソリューション開発。アーリー企業コースは▽ウーオ=法人向け水産マーケットプレイス「UUUO」の開発・運営。▽エイトノット=小型船舶向け自律航行システムの開発・提供。▽KGモーターズ=1人乗り・短距離移動に特化した超小型EV「mibot」の製造販売。▽ハコジム=AIトレーナーがパーソナルトレーニングを助ける無人の個室ジムを提供。▽ビーライズ=法人向け総合XRソリューション「XR CONNECT」の提供。▽ベクトロジー=リアルタイム画像処理技術、AI画像認証、自己位置推定技術により労働力不足をカバーする自動化・省力化を実現。▽Medlarks=カテーテル関連尿路感染症予防デバイスの開発。採択事業者は9月5日から始まる支援プログラムを経て、25年3月13日に成果発表会を予定する。
担当記者:高見