祖父がこんにゃくの卸で創業し、現在は害虫駆除を営んでいる。年に2〜3回ほど、経営者仲間などを集めて行うサバイバルゲームが楽しみ。施設を一日貸し切り、玩具の銃で模擬対戦する。2チームに別れ、障害物に隠れて撃ち合うのだが、相手の思考や行動を読み、弾道を予測して、策略通りに相手を倒せると本当に気持ちが良い。敵が隠れた隙に別の場所に移動し、相手が予測していない方向から撃つといった攻めのスタイルが得意だ。これは本業とも通じるところがある。特にネズミは頭がよく、粘着シートを置くと飛んで避けたりするので、どう油断を招き罠にかけるかを考える必要がある。取引先は飲食店が多く、害虫はいてはならない。だからこそ習性を学び慎重に策を練り、ゴキブリが潜む電化製品やコンセントカバーの内部などまで処理を行っている。サバゲーを含め人と会うことが好きで、さまざまなコミュニティーを立ち上げて定期的にイベントを開く。広島商工会議所青年部(YEG)会長だった時の役員仲間、子どもの学校で父親を集めたおやじ会のほか、職種や立場を問わず同級生が集うアポロ会は200人規模に。30数年続けるゴルフ友達は数えきれない。30代の頃は毎日練習してスコアを追い求め、ホールインワンを4回したが、今は楽しみながらプレー。バーディを取れば皆で喜び、ボールが山に入れば皆で探す。目配り気配りが大切で、いつでもそれができる自分でありたいと思う。

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