地域経済 2025.10.06

元ビーライズCOO ビッグデータ基に効果検証システム 新会社起こし民間企業や自治体に提供

元ビーライズCOO ビッグデータ基に効果検証システム 新会社起こし民間企業や自治体に提供

 XR(現実世界と仮想空間を融合させる技術の総称)事業のビーライズ(南区)の元取締役COO、石原裕輝さんが4月30日に設立したダッタラ(株)は年内をめどに、ビッグデータに基づいた効果検証プラットフォームを実装する。仮想空間内で、イベントの開始時間を2時間早めたら来場者数がどう変わるか、販促キャンペーンを1週間延長したら売り上げにどう影響するか、などを実験。民間企業のマーケティングや自治体の観光誘客などに生かしてもらう。
 石原社長はビーライズで営業やマーケティング、人事といった領域を統括した。新会社では統計や機械学習が専門の加葉田大志朗取締役との2人体制を敷く。AIなどを駆使したデータ分析や、それを生かすシステム開発、DXコンサルティングといった事業を展開する。
 プラットフォームの名称は「ウエスギ・エンジン」。人の行動など、大量のデータを集めて原因と結果の関係を明らかにする「因果推論AI」に、現実と似た仮想世界を再現する技術「デジタルツイン」を組み合わせる。すると、例えば商業施設がオープンした際の需要予測や、公共イベントの費用対効果の試算などが仮想空間内で行えるという。現在はテスト版の提供へ、分析の基となるビッグデータ収集のための準備を進めている。
 同社は中区東千田町1―1―61のhitoto広島ナレッジスクエア1階に所在。3月決算、資本金100万円。各種開発やコンサルに注力し、将来は上場もしくはM&Aでのイグジットを見据える。(銀)GMOあおぞらネット。メールcontact@dattala.co.jp

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