24時間無人時間貸し駐車場を全国展開するアサヒエンタープライゼス(中区橋本町、朝日洋光社長)の2025年8月期決算は5期連続増収とし、過去最高の売上高18億2100万円を計上。キャッシュレスで自動精算できる管理運営システム導入が幅広く支持されたことが業績に寄与した。新システムで車室別利用状況の把握が可能となり、データ分析に基づいた収益性の高い駐車場運営を軌道に乗せていく。
22年2月にキャッシュレス式駐車場管理運営システム「Raku―P(ラクピー)」を導入。事前に会員登録するとナンバープレートに記載の自動車登録番号をAI搭載の監視装置が読み取り、自動でクレジット精算できる。未登録の場合は監視装置のモニター上のQRコードでクレジットやペイペイなどオンライン決済が可能。用地さえ確保できればロック板や精算機などが不要で関連コストや故障時の手間も発生せず、クラウド上で稼働状況などを即時に把握できる。不正利用の回避も可能。
管理運営する駐車場は、期末で広島を中心に北海道から九州まで472カ所7883台分に上る。うちキャッシュレス決済タイプは263カ所3250台を数え、順次、これに切り替えていく。前期終盤からラクピーの売り上げ分析を強化。結果を踏まえ、曜日や時間帯の料金設定を立地ごと見直していくため担当チームを設置。従来の駐車場ではできなかった細かな分析ができるようになり、収益が改善する事例も出始めた。需給バランスをにらみながら、データを有効活用していく。
同社は、土地オーナー向けに一括借り上げ方式で繁華街の遊休土地活用をはじめ郊外でも展開し、協力業者で管理。「ラクピー」は2月から予約ができるタイプを宮島口の駐車場でスタート。付加価値を高め、新たな投資をしなくても収益の最大化が可能な駐車場サービスを目指す。
アサヒエンタープライゼス キャッシュレス化で採用に弾み 時間貸し駐車場事業が拡大
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