耐火被覆工事などを手掛ける小島建興(西区草津東、小島豊宏社長)は、三次市内の築106年の古民家を改装した宿泊施設「小島別邸」を2026年3月に開業する。敷地面積は約3620平方㍍、建物は約380平方㍍規模で、約1億5000万円を投資して取得・改装。社員の福利厚生向上を主眼に置きつつ、取引先や一般利用も計画する。
個人所有の古民家(三次市糸井町1243)を取得し、現代的で高級感のある内装へと大規模改装。書道家の書を飾り、落ち着いた空間とする。和室2部屋、洋室3部屋を含む計10部屋を備え、宿泊は最大15人まで対応可能。サウナや露天風呂を含む3種の風呂に加え、カラオケ設備付きのシアタールームや卓球台、ダーツなどの娯楽施設も整備する。
料理面では小島豊会長の旧知の寿司店オーナー夫婦とその息子の3人を管理人兼料理人として雇用。和洋どちらも提供可能で、アルコールも提供する。夕朝食付きの1棟貸しとする。建物の完成は10月中旬を予定しており、ホームページや県立体育館での広告掲示など、広報活動も計画する。
県内では若年層の人口流出が進み採用活動が厳しさを増す中、福利厚生の充実を通じて応募者の増加や定着率の向上につなげたいという。また、近隣にはゴルフ場もあり、プレー後の宿泊利用といった社外との関係強化にも役立てる。
このほか、西区観音新町では1871平方㍍の土地に環境事業部の新たな倉庫の建設も進めている。4階建てで、1階を駐車場、2階を倉庫、3・4階を宿泊施設とする計画。投資総額は約10億円で26年3月の完成を見込む。
この記事はいかがでしたか?