運営する自転車ロードレースのプロチーム「ヴィクトワール広島」が、今年で創設10季目を迎えた。シーズンは中盤に差し掛かり、7月27日に三原市佐木島、28日に西区商工センターで唯一の本拠地レースが開催される。昨季は佐木島でレオネル・キンテロ選手がホーム初優勝を達成し、3位だった小野寺玲選手も今季からチームに加入。連覇を目指す。「昨季の佐木島で体感した、会場が一体となって盛り上がる雰囲気は忘れられない。もう一度同じ場所、そして商工センターのレースでも優勝して、ファンや県民に『ロードレースは楽しい』と思ってもらいたい」発足後7年はほとんど勝てなかったが、国内屈指の選手が入団し〝勝てるチーム〟に。今季2戦目まではリーグ1位で、レース中のけがで休養していたエースの小野寺選手も復帰。チームは万全の状態という。「多くの方の応援や支えがあって節目を迎えられた。広島でもっと愛されるように、日本一を目指すことはもちろん、交通安全教室や自転車関連イベントなど、地域に根差した取り組みを続けたい」

担当記者:後藤

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