地域経済 2025.09.29

創建ホーム 東広島の賃貸管理会社をM&A 事業の多角化加速し「総合建築不動産業」へ

 注文住宅などの創建ホーム(竹原市、山本慎社長)は8月、自社本部機能を置く東広島市の賃貸管理会社、東洋不動産(西条栄町)の全株式を取得し子会社化した。M&Aは初めてで、グループ3社目となる。人口減少に伴って住宅着工棟数が減る中、近年は事業の多角化を進めており、不動産の企画開発、建築、販売、賃貸、管理を一手に担う「総合建築不動産業」を目指す。

 東洋不動産は1991年5月設立で、資本金3000万円。学生向けや外国人対応の賃貸物件管理を強みとし、小規模な宅地開発も手掛ける。年商規模は8000万円前後。後継者不在を背景に、事業の売却先を探していた。織田真澄社長は退任して顧問に就任し、創建ホームの山本社長が社長に就いた。従業員3人は継続雇用する。当面は創建ホームが保有する時間貸し駐車場などの管理に加え、東洋不動産が扱う賃貸物件のリフォームや建て替え需要を取り込みたいとする。さらに、将来は〝創建ブランド〟の投資用木造アパートなどの開発〜管理も視野に入れる。
 創建ホームは2024年12月期決算で前期比5・2%増の売上高84億4200万円を計上し、4期連続増収と過去最高を達成。主力の注文住宅に加え、リフォームや家具販売、事務所など非住宅の建築といった新事業分野が堅調に推移している。このほか県東部エリアの営業強化へ、7月には福山支店を福山市南蔵王町2―13―33から同3―8―35に新築移転し、広島、東広島、竹原店に続き4拠点目となる「創建リフォーム福山店」も併設した。子会社は東洋不動産の他に、水回りなど小中規模の改修工事を手掛ける住宅工房創(東広島市)、グリーンスカイホテル竹原を運営するSKマネジメント(竹原市)がある。

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