OEM需要増え生産能力を2倍に拡大
しょうゆ製造の川中醤油(安佐南区伴中央、川中康三社長)は、小容量の調味料の生産能力を2倍強に引き上げる。飲食店向けの卓上調味料などOEM受注が増えており、個別の機械を手動で扱っていた製造ラインを自動化し、作業効率を高める。2027年春をめどに稼働させる計画。
1000本の小ロットから発注できる点などが評価され、飲食店や農家から卓上調味料や野菜に合うドレッシング・タレなど容量200㍉㍑前後の製品の受注が10年ほど前から増えている。現在は原液や油の充てん、中栓やキャップの取り付け、ラベル貼りなどの作業を別々の機械で行っており、稼働後は容器の補充と箱詰め以外で人手が不要になる。作業人数は8人から3人に減らせる。1日の最大製造能力は現在の3000〜4000本から1万本に拡大。小容量の関連製品の売り上げは現在3割ほどを占めており、今後さらなる引き上げを目指す。
15年ほど前から、主力商品の「天然かけ醤油」、ぽん酢などを造るラインの機械化を進め、23年末のラベル貼り機で完了した。ペットボトル容器にフィルムを圧着させるシュリンクボトル、瓶容器のいずれも最大で1日2万本造れるようにした。
25年3月期売上高は原料高に伴う価格転嫁などで前年比2%増の9億4000万円を計上。関東地区で営業を強化し、大手量販店への納入などに手応えを得ている。今期は前年比2%増の9億6300万円を予想。
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