映像制作のクラフトワン(南区旭、上田善三社長)は、紅茶に入れるコンフィチュール「白檸檬」と、スパイスを合わせた紅茶シロップ「黒檸檬」を発売した。起業家や学生などと地域課題の解決に取り組む「ワンプロジェクト」の一環で、初めて自社商品を企画開発した。尾道市の生口島で化学農薬・肥料を抑えて栽培された「せとだエコレモン」を両商品に使用。白檸檬はアルベド(皮と実の間にある白い部分)を砂糖と煮詰めた。県の特許製法で苦みを抑え柔らかく仕上げた。好みの紅茶に入れるとレモンティーになり、つぶつぶの食感も楽しめる。黒檸檬は4種のスパイスとレモンの皮・果汁をアッサム(紅茶の一種)に合わせた。氷と炭酸または湯などで割って楽しんでもらう。共に食品添加物は不使用で、価格1728円。製造は洋菓子の島ごころ(尾道市)が手掛けた。ひろぎんHD本社ビル1階のバンカート、おりづるタワーなどで販売。(電)082-253-3661。
担当記者:梶原